不織布の超音波溶着では、予備加熱なく直接利用できるため、迅速で、安定性と再現性の高い加工が可能になります。この技術により、エンボス加工、ラミネート加工、切削加工を同時に行うことができます。 ラミネート加工された素材は、心地良いやわらかさを保ちつつ、快適な肌ざわりと機能性の要件を満たします。
接着剤を使わないラミネート加工、熱を使わないエンボス加工?不織布のためのクリーンな超音波技術なら、すべて可能です。素材は、局所的に発生した熱で接合されます。
大人用の衛生用品の需要は増加傾向にあり、目立ちにくく、快適な履き心地の製品が求められています。尿もれケア製品では、安全なサイドシーム、漏れ防止カフの伸縮バンドの接合に超音波溶着技術を使用するのが一般的です。また、低価格の紙おむつが普及していますが、超音波を使ったシンプルなプロセス(特許取得済み)で裁断、ラミネート加工されたものがほとんどです。
溶剤を含む接着剤を使わずに紙おむつを作るのも夢ではありません!すべての製造工程に超音波溶着を導入して、紙おむつが製造できるようになりました。紙おむつに関しては、層間接合(ADL固定=吸収層)、バックシート、漏れ防止カフに超音波溶着がよく使用されます。また、タブや留め具の断続的な固定も超音波モジュールを使えば、簡単に実現できます。紙おむつ生産のどの工程でも、超音波加工を採用することで、心地良くやさしい肌ざわりと吸水して閉じ込める気密性が確保できます。
持続可能な方法で、肌ざわりが良く、やわらかな紙おむつを製造するには?当社では、伸縮糸を超音波で接合しています。
表面のシートと吸収層を高速で溶着。超音波接合スポットにターゲットを絞ってエネルギーを投入することで、最適な肌ざわりが得られます。高い強度とやわらかい仕上がりを実現すると同時に、生理用ナプキンの羽根の固定や端部のなめらかな処理も可能です。
たとえば、さまざまなバリエーションの使い捨て手袋の場合、形状接着が必要です。端部の仕上がりはなめらかで、やわらかい手触りを維持しながら、同時に最大限の層の密着性を実現します。超音波による切断は、繊維のほつれがなく、クリーンで精度の高い切り口になります。さらに、超音波エンボス加工では、柔らかい表面が損なわれることがありません。